魅惑のスイーツいちごシャンデもどき のレシピ
バレンタインなので、前にカフェブレイクで愛ちゃん(愛月ひかる)紹介していた「いちごシャンデ」というデザートをマネして作ってみました。
このお菓子は本郷三丁目にある「オザワ洋菓子店」の名物で、元宙組トップスター和央ようかさんが宙組の組子全員にひとつづつ差し入れしてくれた思い出の一品だそうです。
調べてみると嵐の番組でも取り上げられてたり芸能人御用達のお菓子のようです。
クックパッドでレシピを探したのですが、どのレシピも生クリームをチョコでコーティングしてない…個人的にその部分が一番食べてみたいところだったので、今回はオリジナルでレシピを作ってみました。
とか言いながらこのレシピも都合により土台のクッキーがなくいちごと生クリームとチョコだけになっています。
使用した材料
・乳脂肪分35%生クリーム 200ml・上白糖 大さじ1
・いちご(ゆめのか使用)1パック
・明治板チョコレート 1枚、カレ・ド・ショコラ ベネズエラビター 10枚
(チョコは植物油脂の入っていないものがいいと思うけれど、お好みで)
・お湯(湯煎用)
使用した道具
・大さじ・泡立て器・どんぶり(プラスチック製かガラスのボウルの代用)
・やわらかアイスまくら(氷の代用)
・キッチンペーパー(多分ラップでもいい)・ポリ袋(絞り袋の代用)
・竹串2本(刺されば楊枝でもなんでもいい)
・まな板(冷凍庫に入るサイズのもの)・包丁
・どんぶりを湯煎できるサイズの大きめのボウル
ざっくりレシピ
- 生クリームをホイップしてキッチンペーパーにひとくち大に絞り、冷凍庫で固める(できれば半日前にしておく)
- チョコレートを湯煎してテンパリングしておく
- いちごと生クリームを2点で串に刺して、湯煎したチョコにさっとくぐらせる
- 冷蔵庫で固めたら串から外してできあがり
これでできます。簡単ですね!以下、詳しいレシピ。
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生クリーム200mlに砂糖大さじ1(約9g)入れてホイップする
「泡立てる時にアルミのボウルだと黒い粒が出るからダメ」と書いてあったけどなかったからどんぶりでやったけれど黒いカスが入ってしまった…本当にプラスチックかガラスじゃなきゃダメなのね。
氷もなかったので、やわらかいアイスまくらで冷やしながらなんとかツノが立つまで混ぜる。手動です。コツは冷やすこと、めげないこと。
混ぜすぎると分離するらしいのでそこも注意。
まな板の上にクッキングペーパーを敷いてホイップしたクリームをひとくち大に絞り、冷凍庫へ
絞り袋がないのでクリームをポリ袋に入れて底をハサミでチョンと切ったらいいやろ〜と思ってやってみたら袋の形状が変だったのか、めちゃくちゃでかい穴になってしまった…
しょうがないので反対側に竹串で穴を開ける。小さい穴だけど出てくるクリームはぜんぜん細くない。ドバッと出るのでご注意を。
とにかくひとくち大ならいいので、くっつき合わないようにクリームを絞る。
全部できたらまな板ごと冷凍庫へ。固まったら完成!
ここまでの作業は半日くらい前にやっておくとチョコの熱でクリームが溶けることがなくなるので安心です。
固まったらクリーム同士重ねてもいいので、ラップでガバッと包んでジップロックなどに入れて冷凍保存しておきます。
無印のでかいホーロー保存容器があったらその蓋の内側にクッキングペーパーを敷いて容器側を蓋にできてそのまま保存もできてよかっただろうな〜と思いましたが、なくても大丈夫でした。
チョコレートを湯煎する
ボウルにお湯(60度以上)を張り、小さく割ったチョコをどんぶりに入れて湯煎する。先にどんぶりをお湯で温めておくと早く溶ける。
どんぶりにお湯が入らないようにボウルのお湯は半分くらいで。
ドロドロに溶けたら大きめのスプーンで空気を抜くようにどんぶりの内側に伸ばして、伸ばして、伸ばして、滑らかにする。
ここにガッテンで見たチョコの種(チョコを粉状になるまで切り刻んだもの)を入れて余熱で溶かすと美味しくなるらしいけど、この工程を抜いたことがないので真偽は不明。なくてもいいのかもしれないけどチョコの種ができるから…(記事最後に参照)
このチョコをキッチンペーパーにスプーンでクルクルと円を描くようにうすーく伸ばして上にナッツやオールブランなどを乗せて食べるととても美味しいです。
今回2種類のチョコを混ぜてみたけれどこれはしてもしなくてもいいです。明治だけだと甘いかな?と思ってビター板チョコだけど植物油脂が入っていないカレドショコラを追加しました。
いちごと凍った生クリームを串に刺し、溶かしたチョコにくぐらせる
いちごはヘタを白い部分ごと包丁で取り、大きい場合は一口大に切る。
凍った生クリームをいちごに乗せ、竹串を2本使って2点で留める(1点留めだとくるくる回ってチョコを絡めづらい)。
どんぶりを傾けてチョコだまりを作り、思い切りよくいちごと生クリームを絡める。なるべく1〜2回で2/3〜全体にチョコがコーテイングされるようにする。
きれいにやろうと何度もやっていると生クリームが溶けるので注意。
チョコが充分絡んだらキッチンペーパーの上にのせ、一旦冷凍庫か冷蔵庫に入れてチョコが固まっているのを確認したら串を抜く。
竹串を使いまわして他のいちごも同じようにチョコにくぐらせます。
凍らせた生クリームが溶けないようにアイスまくら(氷)の上にラップを敷いておくといちいち冷凍庫に入れなくていいから楽ちん。
チョコが完全に固まったら完成!(写真を撮っておけばよかった)
食べるまではラップをして野菜室で保存しておきました。
ジューシーで甘酸っぱいいちごにふわふわで口どけのいい生クリームとパリッとしたチョコレートの甘さがとてもよく合う!
シンプルな組み合わせながら見た目もかわいらしい特別なデザートになりました!
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本物のいちごシャンデは生クリーム、いちご、クッキーがチョコレートでコーティングされているのだけど、今回は串に刺してチョコにくぐらせるやり方なのでクッキーはちょっと無理でした・・・チョコをもっとたっぷり用意できたら頭からかけれるんだけど。もしくは串が通るだけの小さな穴の空いたクッキーを焼けばいいかな。
ひとつだけ無理やりクッキーをチョコでくっつけたものも作ってみたけれど、食べにくかったのといちごと生クリームとチョコだけでも充分美味しかったから家で簡単に作るならこの「もどき」でいいかな〜と思います。
余談ですが、わたしはずっと「いちごシャンテ」だと思っておりました。だってヅカオタには馴染み深い「日比谷シャンテ」というものがあるから…さらに余談ですが「シャンテ」というのはフランス語で歌うという意味だそうです。シャンデというのは特に意味のない造語だとかなんとか。
ちなみに余ったチョコは指で舐めてもいいですが冷えるとスプーンでこそぎ落とせるので冷蔵庫に入れておくと無駄になりません。
剥がしたチョコはガッテンの「チョコの種」になります。
いちごシャンデもどき ☆4/5
いちごも生クリームも高いし常備してないから気軽ではないけど、すごく美味しいからまた特別な時に作りたいな〜と思うデザート。