子どもを元気づけるにはレーズンパンが一番!…あれ?のレシピ
今日はとてもいい天気なので、パンを焼くことにしました。
わが家のパンは日向に置いて発酵させる原始的なものなのでいい天気じゃないと作れません。
そして今回はうっかりミスで砂糖と塩の量を半分にしてしまったので味がなかったです。でも食べられなくはないので、よかったらどうぞ!
使用した材料
粉類
- 強力粉(クオカの「コンチェルト」) 250g
- 上白糖 大さじ1(9.5g)←本来は大さじ1と半分(15g)
- 塩 小さじ1/6(1g)←本来は小さじ2/3(4g)
- カメリヤドライイースト小さじ1(3g)
水分
- たまご(今回のは58g)
- 牛乳 60ml
- 水 45ml
水分は合計150〜170gくらいになるように調整。水分はよく混ぜて500Wの電子レンジで40秒温めておく。
その他
- バター(四つ葉バターの発酵バター)20g
- ワイン漬けレーズン(クオカのふさ干しレーズンをRiraの白に4日間漬け込み) 100g
使用した道具
- ボウル
- デジタルスケーラー(タニタの安いやつ。誤差があるので注意。)
- スプーン
- 大さじ、小さじ
- コーヒーカップ(耐熱の器ならなんでも)
- ラップ
- クッキングシート
- まな板
- 包丁
- パウンドケーキ型(貝印のスリム中サイズ)
- 土鍋(萬古焼の6号)
- 魚焼きグリルの網(ケーキクーラーの代用)
ざっくりレシピ
- ボウルに強力粉250g、砂糖大さじ1、塩小さじ1/6、イースト小さじ1を入れる。(←砂糖大さじ1と半分、塩小さじ2/3にしてもよい)卵+牛乳+水を合わせて160gにしてレンジで40秒。
- 全部混ぜて10分ほど捏ねたらバター20g追加してまた20〜30分くらい捏ね、捏ね上がったらレーズンを混ぜる。
- 日向に置いて2倍以上になったら2倍以上になったら2つにちぎりベンチタイム10分。
- 成形して日向で2倍以上になるまで二次発酵。
- 200度で20分焼いて完成。
- 焼けたら魚焼きグリルの網の上に置いて冷ます。
以上、発酵させる時間が長いだけでそんなにやることはありません。
捏ねるのさえ済んでしまえばあとはのんびり待つだけです。
以下、詳しいレシピ。
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粉類をボウルに入れる。カップにたまご・牛乳・水を入れよく混ぜてレンジで40秒温め、ボウルに加えてスプーンで混ぜる。
わが家ではタニタのクッキングスケールを使用しているのですが、けっこう誤差があります。重いものはいいのですが1〜10g程度の少量を測るのは難しいです。
なので精密なスケーラーを持っていない場合は計量スプーンを使うのが最良です。
10分ほど捏ねたらバターを加えてさらに20〜30分くらい捏ねる。
伸ばした時に薄い膜ができたらレーズンをよく混ぜてひとまとめにする。
本で読んだところ、捏ねるコツは台の上に薄く伸ばす→こそげとってまとめてパンチするを繰り返すようだったのですが、せまいわが家には生地を伸ばせる台なんてない…
なのでわたしは生地を小さくちぎってまとめる→ボウルの内側に生地に沿うように伸ばしす→剥がしてまとめて上から押すように捏ね、パンチするを繰り返しています。
今のところこのやり方で食感に不満はない出来になっています。
ボウルに生地を入れラップをかけて日向(30度以上)で2倍以上になるまで発酵させる。
30度以上欲しいので室温ではほぼ無理です(冬)。湯煎もいいけれど日向に置くほうがいい気がします(お湯は冷めるので)。
こねるのもですが、時間より見た目の変化で終わりかどうか判断することが大事。
よく膨らんだらガス抜きをしてふたつにちぎり、10分ほどベンチタイムをとる。まな板の上に生地を薄く伸ばし、端から巻いて巻き寿司状にする。
ここでいろんな形にすることができます。チョコシートなどを織り込むのもここ。
ひとつは4分割してパウンド型に隙間ができるように並べ、もうひとつは3分割にして土鍋にクッキングペーパーを敷いてから並べる。
わが家のパウンド型は強力粉150gのパンのレシピに向いているサイズのようで、それ以上入れるとぎゅうぎゅうでみっちりしたパンになってしまいます。
でもこねるのが大変だから一気に作りたい、と思い半分は一人用の6号土鍋でやっています。
土鍋などテフロン加工されてないものは生地がくっつくので必ずクッキングペーパーは敷くこと。
ラップをかけて日向で二次発酵。ラップにくっつくくらい膨らんだら200度のオーブンで20分焼く。
オーブンによって違うそうなのではじめて焼くときはあまり長い時間やらないほうがいいです。
わが家では200度までしか設定できない、一人暮らし用のしょぼいターンテーブルのオーブンレンジを使っています。立派なオーブンはなくともなんとかなっています。
冷凍保存のコツ
完全に冷めたら1食分ずつ切りわけてラップに包みジップロックに入れて冷凍する。
このときパン同士をくっつけたまま冷凍すると外れなくなるので、ラップかクッキングペーパー(ワックスペーパー)を間に挟むのをオススメします。
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今回のレーズンパンはレシピを間違えたため味がほぼなく、正直美味しくはないパンになってしまいました。
レーズンもワインの風味は特になく…やっぱりラムとかブランデー漬けじゃないとダメなのかな?(でもまだたくさんあるから作らなければならない)
でも食感はいいのでトーストして蜂蜜やバターを塗って食べたり、肉とチーズを挟んだりすればなんとかなります。
そのまま食べることにこだわらなければバターも塩も砂糖も比較的控えめで、生地も扱いやすいので毎日食べるパンはこんなのでいいのかも?
ふくらみがいつもよりちょっとないのも砂糖が少ないせい?
余談ですが、「子どもを元気づけるにはレーズンパンが一番よね〜!」
というのはわたしの大好きなディズニー映画「ラマになった王様2」のセリフです。
対立し合うふたりの隊長、クロンク隊長(主人公)とバードウェル隊長(女性)はボーイスカウトキャンプ大会の練習で疲れきった子どもたちを喜ばせるためにレーズンパンを焼くことにしました。
はじめは対立してしまいますが、意気消沈したバードウェルの涙を見た心優しいクロンクは彼女と力を合わせてレーズンパンを焼きあげ、最後には愛も生まれるという名シーンがあります。
どう見ても子ども向けの微妙な作品なんだろうな〜と思いながら見ると、すごいうまくまとまっているな〜!と思える作品です。わたしはとても感動しましたが、過度な期待はせずに見ることをオススメします!
レーズンパン ☆2/5
トーストしてバターやはちみつを塗って食べたら普通のパンだけど、そのまんまで美味しいわけではない。