こがねたあとに

昔はレシピ、いまは日記

心じゃよッ!ふっくら&もっちり肉まん のレシピ

f:id:oyunomiya:20170217151324j:plain

今日は春一番が吹きました。

季節外れに暖かいけれど、強風で雲が流れるので日向は不安定です。

そしてわが家の冷蔵庫には豚こま肉の脂身がたくさん残っていたので、今日は発酵時間が短くすむ中華まんをつくろうと思います。

他のレシピに書かれていた「室温で15分発酵」ではぺったんこのモチモチというかねっちり…した生地になってしまいイマイチだったので、日向でじっくり発酵させるレシピを作りました。

これなら簡単にふっくら&もっちり生地の食べ応えのある肉まんができます。

ちなみにわたしが一番好きな肉まんはデイリーヤマザキの肉まんなので、目指すはそれです。

 

使用した材料(2人分)

生地

  • 薄力粉(ドルチェ) 80g
  • 強力粉(コンチェルト) 20g
  • 砂糖 大さじ1強(約10g)
  • 塩 少々(今回は約1g) 
  • カメリアドライイースト 小さじ2/3(約2g)
  • ベーキングパウダー 大さじ1(4g)
  • ぬるま湯 30g
  • 牛乳 20g

肉だねのレシピは詳しいレシピの中で。

使用した道具
  • ボウル
  • キッチンスケーラー
  • 大さじ・小さじ
  • ラップ
  • クッキングペーパー
  • 蒸し器(せいろの代用)
  • 蒸し器が入る鍋
  • キッチンペーパー(もしくはきれいな布巾)

 

ざっくりレシピ

  1. ボウルに薄力粉80g、強力粉20g、砂糖大さじ1、ドライイースト小さじ2/3、塩少々を入れ、牛乳20g、ぬるま湯30gを入れてスプーンで混ぜたら粉気がなくなるまで捏ねてまとめる。
  2. 生地ができたら表面を軽くぬらしてラップをかけ日向(30度以上)で1時間以上、ひとまわり大きくなるまで発酵させる。
  3. 生地をちぎり、手のひらや指で平たく伸ばして肉だねを包む。小さく切ったクッキングペーパーの上に置き、ラップをかけ日向で10分ほど2次発酵させる。
  4. 鍋の蓋の下に水滴防止のキッチンペーパーを敷いて熱湯から15分蒸して完成。

 

捏ねる時間もないのでとっても簡単!肉だねが熱いと生地が破れやすくなるので事前に作っておいて冷やしておこう。

肉だねは市販のひき肉を使うよりも脂身多めの豚こまなどをザクザク切って作った方が美味しいです。

以下、詳しいレシピ。

 

●●●

 

薄力粉80g、強力粉20g、砂糖大さじ1、ドライイースト小さじ2/3、塩少々をボウルに入れ、牛乳20g、ぬるま湯30gを入れてスプーンで混ぜたら粉気がなくなるまで捏ねてまとめる。

パン生地のようにがんばって捏ねる必要はありません。ぶちぶちちぎれて表面がボコボコでも大丈夫です。

 

生地ができたら表面を軽くぬらして日向(30度以上)で1時間以上、ひとまわり以上大きくなるまで発酵させる。

生地を濡らす方法ですが、わたしは手のひらに水をつけてびしょっと生地に触ります。

f:id:oyunomiya:20170217151247j:plain

約1時間で…

f:id:oyunomiya:20170217151252j:plain

これくらいになりました

パン生地のように倍以上になるまで発酵させる必要はありません。でもしっかり時間はかけて発酵させましょう。

ここの発酵を低温で短くするとふっくら膨らまない肉まんになります。

 

生地をちぎり、手のひらや指で平たく伸ばして肉だねを包む。

f:id:oyunomiya:20170217151258j:plain

伸ばすとき綿棒を使ってもいいけれど、手だけでも充分伸ばせます。

肉だねが包めさえすればいいのでそんなに伸ばす必要はなく、逆に伸ばしすぎると生地がちぎれて中身が漏れたりするので注意。

 

小さく切ったクッキングペーパーの上に置き、日向で10分ほど2次発酵させる

f:id:oyunomiya:20170217151303j:plain

今回は大きいの1つと小さいの2つに成形しました。大きいサイズは小さいサイズの2倍の量の生地を使っています。

生地を紙の上に乗せておかないとくっついて破れてしまうので必ず紙に乗せること。

 

そして今回は肉だねが入っているので2次発酵は短めにしました。下手すると腐るのかな〜と思ったので…ちなみに前に同じレシピで日向で1時間くらい2次発酵したことがありますが、平気でした。

しかし短めでもふっくら仕上がったので2次発酵はそこまでしなくていいんだな〜と思いました。

肉だね(コンビニ風のとろみがあるもの)
  1. 玉ねぎ中サイズ1/4を粗みじん切りにしてレンジで3分。脂身多めの豚肉も粗みじん切りにする。
  2. フライパンにだし醤油と酒を大さじ1ずつ、オイスターソース小さじ1ずつ入れて具材を炒めて水溶き片栗粉(水50g片栗粉大さじ1位)でとろみをつける。

砂糖は玉ねぎが甘いので入れません。だし醤油の代わりに普通の醤油を使うなら入れてもいいかも?中華だしなどもお好みでどうぞ。

他にもニンニク、生姜、しいたけ、なす、ブロッコリーの茎(たけのこの代用)などがあればさらに美味しいです。脂身は絶対多めが美味しい!

 

 

鍋の蓋の下に水滴防止のキッチンペーパーを敷いて熱湯から15分蒸して完成。

f:id:oyunomiya:20170217151311j:plain

 

15分沸騰し続けるので少し多めの水を入れておくこと。水がなくなって空焚きになってしまうと危険です。

 

 

 

f:id:oyunomiya:20170217151319j:plain

ぴったり15分で完成〜!ふっくら蒸しあがりました。

 

f:id:oyunomiya:20170217151329j:plain

ふたつに割ってもふっくらもっちり!生地がかすかに甘くてヤマザキの肉まんっぽい!

 

 

今回実は生地に油を入れるのを忘れたのですが、特に違和感はなくふっくらもちもちに仕上がりました。ガバッと入れるなら変化があるかもしれないけれどほんの少しなら入れても入れなくてもあまり変わらないのかも。

 

●●●

 

余談ですが、わが家では安い豚こま肉を買ったときはまず脂身を外します。なぜなら火を軽く通せば赤身だけでも柔らかくて美味しいから。

火を通しすぎると硬くなるので基本的に炒めません。炒め物の場合でも豚肉はさっと茹でて置いて、最後にさっと合わせるだけにしています。

そうして脂身をコツコツ貯めて置いて、今回のように肉まんを作るときや豚汁を作るときにまとめて使うと脂のコクがガツンと出てとっても美味しく仕上がります。

 

ちなみに蒸し器は栗原はるみシリーズのものを使用。鍋はテフロン加工が禿げてもう使えないボロボロのシチュー鍋を使っています。

蒸し器は茶碗蒸しも作れるしお肉もさつまいもも蒸せるしで買ってよかったグッズです。

shop.yutorinokukan.jp

 

肉まん ☆4/5

生地がふっくらもっちもちで食べ応えが抜群。あまったら冷凍して小さいので500Wレンジで1分、うま〜い!